弱小なりに強くなる!!チャリ奮闘記

TIME RXR ULTEAMに乗った私が機材パワーで脚を誤魔化しつつ、日々の練習の様子や大会レポート、機材のレビュー等綴っていきます

stages power 9000 インプレ

 余裕で日をまたぎましたが、第4の指標といわれるパワーメーターを導入したので、早速インプレいたしませう。

といっても、パワーメーターのインプレなんてたかが知れてるので自分が今後気をつけるべきことも記しておこうと思う。

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 突然の導入になったがこのStages、大学の先輩からななななんと2諭吉様(!!!)で譲っていただいた。沢山ついた傷はめっちゃ練習つんでるから(先輩が)。

金欠マンには神にしか見えなかった…この場を借りてお礼申し上げます。

 もらってその場ですぐ交換。作業といってもガーミンに繋いだり、アプリからアップデートしたり。クランクも交換するだけなので初期作業はほぼ無しと言っていい。超楽。とりあえずの設定が終わり早速試走したのだが。

 

ムムッ…!? 一踏みで450w出たぞコレ!?

 

 モチのロンそんな数字出せるわけ無いのでこれは調整ミス。即キャリブレーションしてその場で直ったと思った。

だがしかし、何回やっても毎回ヤバイ数字が出てくる。かるーく踏んでこんな出せたらカンチェにも勝てるわ。 

これはスタートしてから暫くすれば勝手に修正してくれるんやろか…現状ライド前に毎度毎度校正するようにしているが、正直これは結構めんどくさい。

誰か知ってたら教えてください。

 

使ってみた感じとしては、まぁ踏んだら数字が大きくなるし、楽しいなぁと思った(小並感)。同じ位の感覚で踏みつつ、ポジション変えたり、踏み方変えるとどのくらい差があるのかをその場で確認できるのが結構いい感じ。

どうもネットを見るとstagesのパワーは他のと比べると誤差が出るらしいが、自分は比較すべき他のパワーメーターも持っていないので誤差を証明する手立ては無い。

stagesの中でデータ管理が完結しているのであればさしたる問題では無いと考える。

 ただ、瞬間パワーをそのまま表示してると数字の変動が激しすぎるので、3秒毎のavgパワー表示にしてます。瞬間表示じゃその場でどの値が真の値に最も近いのか判別できましぇーん。

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 こっちが外練&レースで表示させている画面。

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こっちが室内でやるときの画面。

 

ここからはパワーについての持論。

 パワーメーターは他の指標とは違ってどんな場面においても参考にしやすいと個人的には思う。勿論スピードは平坦と山岳では別で考えなければいけないしケイデンスもしかり。心拍はメンタルとかに左右されて変動するから、どれも絶対的な指標ではない。

 それらに比べ、パワーは自分がどれだけ出力しているかを表すものだから、その数字は外的要因に影響を受けづらい。という意味で自分の実力を表すのに最も近い指標だと思う。

 パワーメーターはあくまで出力装置。pcでいうディスプレイ、ダイエットにおいての体重計のようなもの、と考えている(間違ってるかもよ)。だからそれを手に入れたら勝手に強くなるわけじゃないし、持ってなくたって強い人はうじゃうじゃいる。

 

こうしてパワーメーターをゲッチュしたことにより数字でもってパワートレーニングを始められるようになったわけだが、注意点がある。パワーを出すことを最終目標ににしてはいけないということだ。パワーから一度離れて考えてみよう。

  我々の最終目標は勝つ事。そのためにいろんな場面での速さ、強さが求められる。

色々要素はあるだろうが、技術とか抜きで体力とかそういうのだけで言ってしまえば

 

「最大で出せるパワーやスピード、ケイデンスはあげる努力をしつつ、消費するパワーは節約する」が理想

 

…わかりづらいが意図を汲み取ってくれると嬉しい。

例えるならRPGで言う最大HPとか最大MPのゲージは増やして、1つのアクションで消費するHP、NPを抑える…?なんか違うなw

 

 とにかくMAXの体力やパワーやスピード、ケイデンスは勝負のためにあればあるだけイイ。しかし、仮にそれらが凄くなってもそれにつられて消費量まで上がってしまったら、結局ロスする割合は変わらない。勝負時に使うエネルギーをできるだけ取って置くために我々はスキルや機材、ペダリング効率の改善等で無駄なロスを減らしているのだ。「同じスピードならより少ない力で、同じ力ならより早く」。

まぁ長ったらしく書いたが、要はパワーの値だけ気にして他おろそかにしちゃうと結局無駄が増えちゃうよってこと。特にペダリングはパワーと一緒に見ていく必要がある。

 

…というわけで数字による無慈悲な貧脚宣告が待ち構えています。あぁもう言い訳できないじゃん…がんばろう自分。