元全日本TT王者で、東大卒の理論派プロサイクリスト、某歌手に似ている、などなど要素てんこ盛りなプロサイクリストの西園良太氏が翻訳した、ジェイムズ・ウィッツ氏の
世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング:ツール・ド・フランスの科学
を購入。
世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング:ツール・ド・フランスの科学
- 作者: ジェイムズウィッツ,西薗良太
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2018/09/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本、薄いように見えても真面目に読むと1週間はかかってしまう。
内容言うとアレなので感想だけにしておくと
「最高」の一言に尽きる。
もうね、機材&豆知識大好きマンからするとこれは本当にほしかった本だ。
現場は何をしているか、という点にフォーカスしているので、現場のトレンドはなんだの、選手はこんなことをしているというのがぎっしり書いてある。
自分が特に面白いと思ったのは食事と、機材と高地トレーニングについて。
ロードバイクはこういう定説があって、実際の例でいうと〇〇選手がこれやってどーなったっていうのがあったり、実はこういう慣習は意味なかったよ、みたいな?
説明下手くそなのでとにかく本買って読んでください。
ここからは愚痴になってしまうが。
某熱帯雨林のレビューには星1とか2とかつけている人を見たが、どうも私には理解できない。本当に読んだの?という印象しかないレビューばかりで
買うときに紹介文も見ずに買ったのか?
この本読んでそれっぽっちしか読み取れない?
頭使ってる?本当に読んだの?
と思ってしまった。
大体知ってるような内容でしたとかあったが、あれほどの内容を既に知っている人なんてそうそういるはずがない。本当に知識のある人はこういった手合いの本なぞ読まずとも、自分で実践していると勝手に思っている。仮にもしこの内容を知っていたとしていたとしても、同じ知識を得るために費やした時間が全く違う。時間の浪費。
まぁ何にでも言えるけど価値のあるものってその人が感じられればそれでいいと思う。無い人にはどうアプローチしたところで
価値は生まれない。
この本はプロがやっていること、試していることを教えてくれる。彼らはトレーニングだけでなく、生活面でも最新理論を試している。
プロだからこそやっていること、プロでさえやっていること…その中から自分が出来るテクや考えを自分の生活に取り入れ、落とし込むのはその人の努力、意欲次第。
具体的なトレーニングメニューを知りたいのならそれは他の本を探すべきだ。
自分的には10000円までなら払っていいかなと思う内容だった。
あ、あとブログ3000view突破しました!ありがとうございます。